この冬も積雪にみまわれた富山から、新年のごあいさつを申し上げます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願い申しあげます。
Ⅰ.2011年回顧
1.経済全般
昨年の年頭所感では、「次の10年を決めるような出来事が起こる」と申しました。不幸にも、東日本大震災が起こってしまいました。
「G20の成長を取り込めるかどうかが企業の命運を分ける」とも申しました。円高や原発事故による電力不足などにより、こちらの動きも確定的になりました。
日本経済は、震災のダメージから回復するのが精一杯。欧州債務危機の影響が途上国にも及んでおり、景気は引き続き停滞してしまいました。
2.アルミ市場
昨年は、「国内需要は頭打ちになるが、G20の市場拡大は続く」と予測しました。震災の影響は甚大で、国内需要は低迷しました。1~10月のアルミ圧延品の出荷量は、前年同期比2.5%減の166万トンに留まりました。
一方、G20市場の成長取り込みの動きが活発になりました。住友軽金属工業は、米缶材大手を買収。神戸製鋼所も中国に400億円を投じてアルミ板工場の建設を発表。古河スカイは、タイに400億円を投じてアルミ板工場の新設を決めました。
アルミ価格は、220円/Kg~320円/kgを予測しました。結果は240~270円/ kg。需要低迷を反映して、上値は限定的でした。
3.ホクセイプロダクツ
2011年は、個人開国を掲げ、積極的に海外に出ることにしました。年初には、スウェーデン現法を設立。フィンランドで、デザイン製品販売を開始しました。9月には、インドネシアに社員を派遣。ASEANへの事業展開も視野に入れております。
結果、この厳しい経済環境の下でも、増収増益を達成いたしました。
Ⅱ.2012年展望
1.経済全般
2012年は、民主主義が問われる年になると予測します。前の世紀は、民主主義国家が繁栄しました。納税者が1票を持つ国が戦争に勝ち、勤勉に働き、豊かさを手に入れました。しかし、高齢化が進み、税金を払う人よりも受け取る人の票が重みを増すと、大きな政府になってしまい、債務問題で困窮するようになりました。
2012年は、重要な選挙が目白押しです、アメリカ、ロシア、中国、フランス、台湾、韓国などで、指導者の選挙が予定されています。ここで厳しい判断のできるリーダーを選べるかどうかが、各国の成長・衰退を決めるのではないでしょうか。
2.アルミ市場
アルミ市場は、EUの低迷は長期化し、それ以外のG20諸国が需要を牽引すると予測します。
LMEでの地金在庫が潤沢であることも考慮し、価格は、200円~290円のレンジを予測します。
3.ホクセイプロダクツ
2012年のホクセイは”価格を下げず、価値を上げる”Value Createrをめざします。
またサービスを超え、ホスピタリティ精神があふれる会社を目標とします。
みなさま、本年も何卒ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
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