【社長日記】サブプライム拡大で株安・円高そして・・・

2007年11月25日

12日の日経市況は一時1年4ヶ月ぶりに1万5千円を割り込み、年初来の安値となりました。 また外為市場の円相場も続伸し、1ドル=109円台まで上昇し約1年6ヶ月ぶりの円高基調となるなど市場関係者の緊張が続いています。 米国FRBのベン・バーナンキ議長は、サブプライム関連の金融機関なででの損失が1,500億ドル(約16.5兆円)に上る可能性も示唆しており米国経済は住宅部門を中心に今年一杯はかなり減速し、来年春まで停滞する見通しとなってきました。

既に本日記でも予測し的中(8月17日付社長日記ご参照ください)してきました米国経済スローダウン日本経済にも影響しはじめる感じがします。 住宅市場の環境がさらに悪化し、金融機関の環境が悪化し貸し渋りとなれば、状況はさらに悪化する方向に行くことも否定できません。

日本に目を向けてみると、① 建築基準法の改正による大幅な建築着工の遅れ(特にビルはこれから・・)② 食品を中心とする偽装問題の発覚 ③北米 の景気スローダウンによる輸出減少 ④円高による輸出企業の収益ダウン ⑤原料値上げの製品転化による国内消費のスローダウンなど不安な材料がたくさん現 れています。

信用機関によると10月の全国倒産件数は9月に比べ大幅にUPし1083件を記録、全国的に決して景気がよい状況とはいえない様子です。 国内や北米はスローダウンしているので、日本の企業は頼みの中国に力をいれ(大陸に望みをかけ)ビジネスに取り組んでいますが、中国の本質が現れるのはオリンピック以降と思われますので注意が必要とも思われます。

金属市況は銅を中心に弱含みとなっていますが、今後は株式市場に流入していたファンド資金などが再びLMEのアルミマーケットに流入した場合のことを考えアルミ価格のヘッジも必要と感じております。

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