今月初めの7月1日、ホクセイプロダクツの北海道オフィスにて、カヌーの納品が行われました。

個人のお客様からのお問い合わせだけではなく、企業からのお問い合わせが多くなってきてるのは、最近のアウトドアブームの影響かも知れません。

 

今年はアウトドアブーム再来!バブル崩壊後に起きた1次ブーム以来

 

今年はアウトドアブーム再来とも騒がれております。

 

緊急事態宣言が明け、新規感染者数の増加も気になるところだが、今年の海・山開きは、状況を見ながら開く場所が出てきている。昨年の全面中止を思えば、少しずつでも屋外レジャーが復活しつつあるように見える。

出典:Yahoo!ニュース

 

昨年は海も山も軒並み閉めていた印象ですが、今年は少しずつ再開してるところもあるようです。

三密を避けるような形で楽しめるアウトドアの市場は、飛躍的に伸びているとも言われております。

 

例えば、キャンピングカー。

最近では、ショッピングモールなどで軽キャンピングカーの展示も多く見かけるようになりました。

 

日本RV協会(横浜市)が発行する「キャンピングカー白書2021」によると、国内のキャンピングカー保有台数は対前年比で106.7%となる約12万7400台にのぼることが分かった。国内の保有台数は16年に10万台を超えて以降、順調に数値を伸ばしていて、2020年の販売総額は過去最高の582億円となった。

出典:ITmediaビジネス

 

その他にも、有名アウトドアブランドのスノーピークが2月12日に発表した2020年12月期(2020年1月1日〜12月31日)の通期連結決算で、売上高が前年比17.6%増の167億6400万円、営業利益は61.6%増の14億9300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は146.4%増の10億4800万円を計上し大幅な増収増益を達成しました。

さらに作業服・アウトドアウエア販売のワークマンの2021年3月期単体決算は、売上高に当たる営業総収入が前期比14.6%増の1058億1500万円、純利益が27.5%増の170億3900万円と増収増益だったと発表しております。

 

日本では作っていない材質で作られたカヌー

 

 

当社では、Esquif(エスキフ)というカナダ・モントリオールのカヌー・メーカーの輸入窓口となっております。

同社のカヌーは、T-FormexというABSプラスチックラミネートを利用しています。

軽くて丈夫なため、カヌーには最適な素材です。

日本では作っていない材質で作られたカヌーですので、とても希少価値が高いと言えます。

それもあって、カヌーに興味を持たれた個人のお客様や、これからカヌーを仕入れたい法人のお客様から多くお問い合わせをいただいております。

 

当社はエスキフの希少性に目を付け、その素晴らしさを日本でも知ってもらいと思い、秀岳荘様への販売窓口となりました。

まさに、当社の掲げる「地域の価値を世界につなぐ」事業と言えます。

まだまだ日本では流通が少ないエスキフのカヌーですが、当社が「現代の北前船」としてその価値を少しずつ広めていきたいと考えております。

 

今現在は、カナダのEsquif international inc.から米国のHokuseiNorthAmericaCorporation、そしてホクセイプロダクツへという流れの3国間貿易で輸入し、秀岳荘様にてお取り扱いさせていただいております。

 

▼Esquif

https://esquif.com/

 

▼秀岳荘

https://www.shugakuso.com/

 

そもそもカヌーって!?

 

アウトドアブームと言っても、カヌーについて詳しく知ってる人は少ないかも知れません。

ここではカヌーについての基礎知識をご紹介したいと思います。

 

カヌーとカヤックの違い

 

カヌーとよく似たカヤック。

実は、カヤックはカヌーの一種になります。

カヌーとは、パドルで漕ぐ小型の舟全般のことを指しております。

その中でもカヌーは「カナディアン・カヌー」と「カヤック」の2種類に分かれており、私たちが普段カヌーと呼んでいるのは、カナディアン・カヌーになります。

カナディアン・カヌーとカヤックの違いはパドルの形状にあり、カナディアン・カヌーでは片方のみに水掻きがついた「シングル・ブレード・パドル」を用いるのに対し、カヤックでは両方に水掻きがついた「ダブル・ブレード・パドル」を用います。

 

カヌーやカヤックを楽しめるスポット

 

実は日本でもカヌーやカヤックを楽しめるスポットがたくさんあります。

日本は島国なので海で行うシーカヤックを楽しめるスポットが多いのですが、初心者でも比較的安心して体験することができる水面の穏やかな湖のスポットを5つご紹介します。

 

  • 北海道 支笏湖

環境省が発表する公共用水域水質測定結果で10年以上日本一に輝いたのが支笏湖です。

長年に渡り日本一の水質を誇る支笏湖は、まるで宝石のように真っ青です。

太陽光を浴びると「支笏湖ブルー」と呼ばれる淡い水色に見えるのも人気の一つで、その美しさに北海道でも上位に来るほどの人気カヌースポットとなっております。

 

  • 青森県 十和田湖

十和田湖は青森県と秋田県にまたがる世界最大級の二重カルデラ湖で、最大水深は300m以上あり日本国内の湖沼の深さでは全国3位の湖です。

火山の噴火によってできたカルデラ湖なので、湖の周囲の多くが断崖に囲まれています。

水上からしか近づくことができない断崖や深い森に、広がる自然を穏やかな静けさの中で楽しむことができます。

 

  • 山梨県 本栖湖

本栖湖は富士山周辺の湖沼で成る富士五湖の一つで、富士山をはじめ25の構成資産と共に世界文化遺産に登録されています。

千円札に描かれていることでも有名な本栖湖は富士五湖の中で最も深く、透明度は本州一とも言われております。

富士山を望む絶好のロケーションで、カヌーデビューしてみるのもいいかも知れませんね。

 

  • 滋賀県 琵琶湖

日本一大きな湖である琵琶湖。

そこには静かに佇む大鳥居があります。

湖と空の綺麗な青に鳥居の赤のコントラストが絶景のポイントで、カヌーを楽しむことができます。

なんと、カヌーでこの鳥居をくぐる事ができます。

水の上で鳥居にくぐる経験は滅多にできないので、心に残る体験となりそうですね。

 

  • 熊本県 班蛇口湖

熊本県菊池市にある班蛇口(はんじゃく)湖は、国内最大級の竜門ダムを利用した人造湖です。

全日本ジュニアボート選手権大会も開催されている湖です。

途中、湖に注ぐ大きな滝があります。

それはまるで水のカーテン!

細かな水のしぶきを浴びながら、夏の暑さを吹き飛ばすことができます。

 

まとめ

 

アウトドアブーム到来に伴い、当社で輸入窓口となっているカヌーについてご紹介させていただきました。

アクティビティを提供している会社様は、新たなアクティビティとして是非ご検討してみてはいかがでしょうか。

Esquif(エスキフ)のカヌーに関しましては、直接秀岳荘様にお問い合わせ下さい。

また輸出入事業についてのご相談は、お気軽に当社までお問い合わせ下さい。