
ビジネスEXPOについて

先日の11月6日、7日にアクセスサッポロにて開催された「ビジネスEXPO北海道技術・ビジネス交流会2025」に行ってきました。今年39回目で、各日1万人、合計で毎年2万人が訪れている大型イベントです。
今回のテーマは「大変革に挑む 北海道~ポテンシャルを真価に変える“未来創造イノベーション”~」。約300社の企業が出展していました。
開場の9時半に入りましたが、入場する人で大行列になっておりました。大人気だったのは、なんといっても、半導体産業のブースです。
各社ブースでの気づきや発見
次世代半導体量産化を目指す企業、Rapidus株式会社は千歳市に大きな工場を建設中で何かと話題となっており、多くの人であふれていました。
周辺にある関連した半導体企業のブースにもお邪魔させて頂きました。

製品が展示されているのですが、顕微鏡をのぞくと無数のチップが埋め込まれているのが見え、その繊細さに感動いたしました。
CDサイズのひとつの円盤状の製品なのですが、その中に、10000億以上のICが入っているのだそうです。
大人気の宇宙産業ブースでは、北海道大学発ベンチャー企業Letara株式会社のプラスチック製の小型衛星の固形燃料など展示されておりました。液体のように爆発の心配がない安全性の高い燃料なのだそうです。
また、自動車産業、データセンターのブースも大人気だったようで、絶えず人があふれておりました。特にカーボンニュートラル実現への取り組みの紹介が目立っておりました。
そのほか、大学や公共機関等のブース、大学発のベンチャー企業のブースもとても印象的でした。陸上養殖、人手不足解決策としてのロボットなど、食とかけあわせた最新技術も見ることができ、見ている私もワクワクしました。多くの企業様と名刺交換をさせていただきまして、貴重な異業種交流の機会もありがたかったです。
私は、半導体も含め、ものづくり産業に関してまだまだ知識不足で勉強中ですが、自分自身への挑戦も続けながら、北海道が持つポテンシャルをさらに広げ未来に繋いでいく様々な挑戦を全力で応援していきたいです。今後もセミナーや展示会等に積極的に参加させていただき、北海道から全世界へ、地域の価値を世界に繋ぐ現代の北前船として、北海道の企業様、道民の皆様のお役に立てますよう、精進してまいります!
- 顕微鏡で無数のICチップを見ることができました
- 熊などの害獣を察知するセンサーや、物流センター等で使用されるものを運ぶ機器です。
- 贈答用などでも使用される高級感のある化粧箱が展示されていました


