2021年 5月 19日

各 位

ホクセイプロダクツ株式会社

 

高岡市、立教大学、JSOLと包括連携協定を締結

 

ホクセイプロダクツ株式会社(以下 ホクセイプロダクツ)は、3月23日に高岡市教育委員会(以下 高岡市)、立教大学社会デザイン研究所(以下 立教大学)、株式会社JSOL(以下 JSOL)と包括的な連携協定を締結しました。産官学連携による社会デザインの構築と、その成果によって事業を生み出すことを目指します

富山県高岡市は、錫や真鍮などの伝統産業が盛んですが、近年は少子高齢化による伝統産業の後継者不足が深刻化しています。こうした社会課題に対して、本枠組みは、社会デザインによる解決を目指します。具体的には、立教大学は地域における課題に対する社会デザインでの解決方法や考え方を提供します。例えば、伝統産業を体験できる場づくりなど、人の行動や意識を変えるための社会の仕組みや街づくりにおける手法を提供し、地域商社であるホクセイプロダクツと組むことで、高岡市にある伝統産業や強みを高岡内外へ発信し、新たな担い手を作っていきます。また、JSOLはICTを活用して、伝統産業のノウハウのAI化や伝統産業に関心のある方々との効率的なマッチングを行うことで継続可能な産業を構築し、次世代の育成としてプログラミング教育の機会の提供などを行います。社会デザインの構築を進めるうえで、ICTを活用した地域の活性化と関係人口創造の実現を目指します。

社会課題の解決は、短期的な視点では困難であり、中長期的観点より持続的に実施していく必要があります。一方で、地域内だけでの取り組みでは新たな発想が創出されにくいのも事実であり、少子高齢化が進む現代で、地域にある社会的課題を産官学連携の中で解決し、事業創造、地域振興デザインという枠組みで取り組んでいくことを目的に推進します。

防災や環境問題、フードロスなど、社会的な課題は、個々の企業や地域で解決することが難しい複雑なものであり、それぞれの地域や企業の強みを生かし、そこにICTの力が加わることで新しい価値を生み出すことができます。例えば、環境問題においては、単体の企業だけで取り組むのではなく、仕入や販売も考慮したサプライチェーン全体で考える必要があり、製品のトレーサビリティや排出される炭素量などのデータをICTを活用して、見える化することで、社会的にインパクトを与える事業とその効果が生まれます。そういった社会デザインとICTを兼ね備えることで本枠組みでの事業の創造を検討していきます。

また、本協定に基づき、ICT・情報通信技術を使った子どもたちへの教育による次世代の育成、伝統産業のデジタル化・AI化による継続的な事業への進化と新たな価値の創造を実現し、地域課題の解決を目指し、その取り組みを今後、他の地域へも展開していきます。

 

 

 

 

 

 

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